後日、告知を受けた病院で
専門の先生の診察を受けた
とても穏やかで若い先生だった
HIVに限らず、感染症を色々研究しているそうだ
これからは、この先生が僕の主治医になる
その先生が言うには
症状からして比較的、最近感染した確率が高いらしい・・・
そして先生は色々質問してくる
「アナルセックスはするのか?」
「コンドームは付けるか?」
「フェラはするのか?」
「ハッテン場には行くのか?」
まさか初対面の相手に、診察室でそんな事聞かれるとは・・・
先生の患者にはゲイが多いらしく
驚く程にゲイ用語やハッテン場に詳しい
僕もその質問に答える
「いいえ」
「はい」
「はい」
「はい」
そして僕も先生に質問をする
「本当にHIVなんですか?何かの間違いじゃないんですか?」
その質問に先生は
「残念ですがHIVに感染しています」
先生はそう答えた。
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ブログ読んでいましたが、葛藤のまま更新がないので心配です。
元気なら元気なブログ更新していただけると安心します。
感染発覚から、すでに7年が経っているんですね。体調と心境はどうですか?僕は、正直、そう遠くない未来に完治薬が出来るだろうと信じています。あとちょっとの我慢。頑張っていきましょう。突然、失礼しました。
だれが「残念」の定義を決めるの?
だれが「普通」の概念を決めるの?
だれが「幸せ」を決めているの?
それぞれの立場でしか感じらない幸せ、不幸がある。
だれとも共有できないようでも、いいの。
じゃあ、感染していない人は誰かと共有できているの?
幸せを。
障害がある人は不幸なの?
障害がない人は幸せなの?
ううん、違う、違う。
ううん、そうじゃない。
幸せも不幸も一身にわが身に背負って、みんな独りで生きている。
みんな同じ。
大丈夫。
大丈夫。